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価格が安価になったり高速なM.2(NVMe)が登場してから最近一気に普及してきたSSDですが、
HDDと比べると1GB当たりの単価が高いため小容量のSSDを購入した結果「容量が足りない」なんてことになる人もいます。
そんな失敗をしないためにどのくらいの容量が必要なのかを目的別で紹介していきます。
SSDの目的別容量のおすすめ
では目的別にどの容量がおすすめなのかを見てみましょう。
後でコスパがいい容量も記載するのでそれも参考にしてください。
先にコスパがいい容量が知りたい方はこちらから
Windowsのインストール用に使う場合
まずはソフトをあまり入れずにWindowsのみをインストールする場合です。
Windows10のインストールに必要な容量 | ||
32ビット | 64ビット | |
空き容量 | 16GB | 20GB |
この必要な容量は必要最低容量なのでギリギリの空き容量の場合なのでアップデートやソフトウェアをインストールする場合は足りなくなります。
実際に私が使用しているPCでWindows10の使用容量を調べて見た結果、57.5GBとかなりの容量でした。
なのでWindowsをインストールする人は余裕を持って128GB以上をおすすめします。
後述しますがコスパは悪いので注意です。
Windows+ソフトウェアをインストールする場合
ソフトウェア、特にゲームは必要容量が多くFF14の場合は60GB以上を必要とします。
ソフトウェアでも必要容量が多い物も有り、有名なAdobeが開発しているPhotoshop CCは3.1GB以上を必要とします。
ちなみに私のPCのソフトウェアの使用容量は105GBでした。(ゲームはインストールしていません)
GIMPなどの必要容量が多いソフトを多数インストールしているのでこの数字ですが普通の人は実際はもっと少ないと思います。
ですが余裕を持ってソフトウェアをインストールする場合は256GB以上をおすすめします。
Windows+ソフトウェア+写真や動画を保存する場合
私のスマホで写真を最大画素数で撮って容量を確認してみたところ1枚で2.8MBでしたので、写真をたくさん撮って保存しておきたい場合はソフトウェアよりも容量を必要とします。
動画は写真と比べても1ファイル毎の容量は桁違いに多いので写真や動画を保存する場合は500GB以上(できたら1TB以上)をおすすめします。
SSDのコスパのいい容量は?
「必要な容量は分かったけど、どうせ買うならコスパの良いものがいい」
そんな方もいると思うので、コスパの良い容量を調べてみました。
今回は有名メーカーで低用量のSSDも発売しているcrucial(クルーシャル)の2.5インチSSDを価格.comで調べてみました。
1GBあたりの価格で調べてみると480GB~1000GBがコスパが良いようです。
特にBX500シリーズの480GBは1GBあたり16円とかなり安いです。
では低用量のSSDは1GBあたりどれ位の価格か見てみましょう。
同じBX500シリーズの240GBは1GBあたり20円と先ほどの480GBと比べても高いです。
なのでSSDを購入する場合予算が許すのならコスパのいい480GB~1000GBの購入をおすすめします。
ちなみに他の有名メーカーのSANDISK(サンディスク)やSAMSUNG(サムスン)も480GB~1000GBが安い傾向にありました。
SSDのコスパがいい容量のまとめ
まとめとして個人的に容量別にどれがおすすめかを簡単に書いていきます。
128GB:まずこの容量はおすすめできません。
ソフトウェアをインストールするとすぐに容量が足りなくなります。
Windowsのみをインストールする方は容量的には問題ないかもしれませんがコスパが悪いので「コスパが悪くてもいいから一番安く組みたい」方以外は選ばないほうが良いです。
250GB:500GBや1TBと比べるとかなり安いですがOSにプラスしてPCゲーム、画像や動画を複数保存しておく場合は容量が足りなくて困ってくるので注意です。
実際に私もcrucialのMX300の275GBを使用していますがかなりキツイです。
ゲームをインストールしようとしたところ容量が足りなくなったので他のSSDにインストールしています。
500GB:コスパが良く、容量も一般的には十分にあるので一番おすすめな容量です。
1TB:大容量の動画やゲームをかなりの数入れない限りは1TBのSSDはOSやソフトウェアやゲームを入れても容量に余裕があり平均的な数なら将来的に動画やゲームを入れる場合でも大丈夫です。
2TB以上:初期投資が大きいですがOSとソフトウェアにプラスしてかなりの数の動画やゲームをインストールしたい場合はおすすめです。
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